心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~

そのとき予鈴が鳴って、始業式のため体育館に移動するよう放送が入った。





あたしと真名子は連れ立って教室を出る。




渡り廊下を歩いてるところで、「あっ、そーいえば」と真名子が言った。







「面白い話きいちゃったんだけどさ」





「へ? なに?」





「加賀先輩のことなんだけどね」








えっ!?



加賀さんっ!?





あたしは思わず足を止めてしまった。





でも、生徒の流れに押されてすぐに歩き出す。






「加賀さんが、どうかした……?」






「なんかさぁ、サッカー部のマネージャーの子から聞いたんだけど。


加賀先輩が、あんたのストーカーになってるとかいう噂でさ。



うけるよねー、そんなわけないじゃんねぇ?


あの加賀先輩がさ」