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「ちょっと、美遊〜?
なによ、二学期の初日の朝っぱらから、ぐったりしちゃって」
「………うー、おはよー、真名子……」
あたしが机に伏せて仮眠をとっていると、真名子が声をかけてきた。
「あたしゃねぇ、3時まで宿題をやっていたんでございますよ………。
もう眠いったらありゃしないよ………」
「ええっ!?
美遊が睡眠時間けずってまで、宿題を!?
どーしちゃったのよ、あんた」
「うーん、諸事情がありましてね……。
小学生の女の子に負けるわけにはいかんでしょう」
「ふうん?
まあ、心を入れ替えたってのは本当だったわけね。
めでたいめでたい」
真名子はにこにこしながらあたしの肩を叩いた。



