心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~

「わかった。


じゃあ、あと15分くらいで迎えに行くから、準備しといてね」






カナタが当然のようにそう言ったので、ちょっとびっくりする。






「ええっ?

いいよー、すぐ隣なのに、迎えなんて」






あたしが断ろうとすると、カナタは有無を言わせない口調で止めた。






「僕が行くって言ってるんだから、素直に従いなよ」





「………うん」






カナタったら、なに考えてんだろ。




もしかして、加賀さんのこと、気にしてくれてるのかな。




カナタって、毒舌で意地悪ばっかり言うけど、根本では優しいから。





ちょっと嬉しくなって、あたしはうきうきしながら着替えて支度をした。