心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~









町はもう真っ暗だった。



駅からの道をいつもより早足で歩き、やっと家が見えてきた。






「ーーーあっ、そーいえば!!


お母さんに連絡するの忘れてた!!


こんなに遅くなっちゃって、心配してるかも………」







「………うん、そう、だろうね……」







カナタの返事は、なぜだか歯切れが悪い。






「どしたの、カナタ」





「………いや、……別に……」






「なによ。


あんたは沢尻エリカかっ!!」





「は? だれそれ」







あー、やっぱり知らないかあ。




まあ、そうですよねー。



カナタだもんねー。