心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~








喫茶店に入ると、窓際の席に通された。




ガラスの向こうの街は、陽炎が立ち昇るほど暑いようだが、店の中は冷房が効いていくらか涼しかった。





目の前に座るみーちゃんは、暑そうに手でぱたぱたと顔を扇いでいる。





その仕草もなんだか小動物的で、僕は笑いを堪えるのが大変だった。






みーちゃんはレモンのかき氷を、僕はホットコーヒーを頼んだ。






みーちゃんは僕の方を険しい顔で見つめ、「なんでホット??」と訊いてくる。







「見てるこっちが暑いんですけど!」







と不服そうにかき氷を頬張る。





お馬鹿なみーちゃんには、僕の合理的な考えが理解できないのだろう。




仕方ない、教えてしんぜよう。







「ねぇ、みーちゃん、コーヒーって、どこで獲れるか知ってる?」







と僕は訊いてみた。