心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~

………たぶん、だけど。





カナタはあたしに、好きなかき氷を食べさせてあげたいのだろう。





にしてもさ、幼馴染の好きな物を食べに行こうと勧める時に、こんな回りくどい言い方、普通する?





まぁ、『普通はこうする』なんて思考回路、カナタにはないんだけどさ。







でも、カナタの気持ちは充分に伝わった。





きっと、さっき『さとや』でちょっと嫌な雰囲気になっちゃったからね。





なんとかそれをリセットしたいんだと思う。






しかしまぁ、「みーちゃんの好きなかき氷を食べよう」とシンプルに言えないもんかね。





ふぅ、素直じゃない奴じゃのう。






変に捻くれたカナタの、不器用な、それでも優しい気遣いに、あたしは素直に甘えることにした。