心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~

カナタの言葉に棘を感じとったあたしは、頭に血が上って、反撃を決意した。







「あたしに向かって、そんな嫌がらせ言ってもいいのかなぁ?


あたし、見ちゃったんだよねぇ?」






「………は? なにを?」







カナタは、きれいな形の眉を怪訝そうにひそめる。







「さっき、カナタがあたしの耳、塞いでるとき。


鏡にカナタの顔、写ってたんだよね〜」







「…………っ!」







瞬間、カナタの息を呑む音が聞こえた。





おおっ、この攻撃、予想以上の威力を発揮した模様!!




カナタは目を見開いて硬直して、色を失った顔であたしの方を見つめる。





あたしは得意になって、追撃した。