心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~

ちょっと、ちょっとちょっと!!



カナタさんっ!!!





いきなりなに言い出すの〜っ!!??







「カナタのばかっ!!


それは言わないお約束でしょっ!!??



あたしの成績が危機的状況だなんて、もしうちのお母さんに知られちゃったら、めちゃめちゃ怒られるんだから〜っ!!


そんな無防備に『進級できない』とか言わないでよっ!!



壁に口あり障子に目あり、って言うでしょぉっ!?」







あたしは全力でカナタの陰謀を阻止しようと必死になる。




するとカナタは、にやりと意地の悪い笑みを浮かべた。







「なにそれ、みーちゃんのオリジナルことわざ?


壁に耳あり障子に目あり、なら聞いたことあるけど。



壁に口あり障子に目あり、ってどういう意味なの?


教えてよ、みーちゃん。


壁がいきなり喋っちゃうとか、そういうこと?



うーん、意味不明だなあ。


心底、不思議。



僕にはよく分からないから、ちょっと解説してくれない?」