心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~

「人間同士ってのはねぇ、たいして世話になってなくたって『いつもお世話になってます』って言うもんなの!


それをまぁ、『面倒みてるのはこっちだ』なんて言ってたら、皆に見放されちゃうわよ!!



そんな義理人情の分からない哉太に愛想つかさないでいてくれる美遊ちゃんには、感謝してもしきれないよ!」







そう言っておばあちゃんはあたしの頭をぎゅっと抱えた。




カナタは眉をしかめながら聞いてたけど、まだ反論の余地はあると判断したらしい。







「いや、でも、真実を曲げるわけにはいかないよ、おばあちゃん。


僕がみーちゃんの面倒を見ている一方だということは、厳然たる事実だもの。



なんたって、みーちゃんは僕がいなきゃあ進級さえできない可能性が高いんだからね。


今回の期末テストで、あわや留年決定の危機だったんだから、みーちゃんは」







ぎゃーっ!!!