心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~

「いやぁ、まぁ、家が隣で学校も同じなんでねぇ。


ま、一緒にいるしかないってゆーか」







あたしは頭を掻きながら、おばあちゃんに向けて笑った。




おばあちゃんはあたしを抱きしめたまま、すりすりと頬を寄せてくる。







「こぉんな偏屈もんの面倒みるの、大変でしょうに。



ねぇ、哉太。


あんた、美遊ちゃんに迷惑かけてないでしょうねぇ?」







おばあちゃんにじろりと睨む仕草を向けられて、カナタは肩を竦めた。







「おばあちゃんたら、なに言ってるの。


面倒みてるのは僕の方だし、迷惑かけられてるのも僕の方だよ」







おぅ、言ってくれますねぇ、カナタさん。




まぁ、限りなく真実に近いので、もちろん否定はしませんが。





あたしが黙っていると、おばあちゃんが「こら、哉太!」と窘めた。