心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~










僕は、みーちゃんをつれて街に出た。






夏休みの街は、浮かれた様子の子どもや若者たちで賑わっている。




ここぞとばかりにおもちゃや流行の服を売り込もうと、どの店も派手なポスターを張り出したり、店員が大声で客引きをしたりしていた。






流行りものなどに全く興味を示さない賢明なみーちゃんは、今は食事のことで頭がいっぱいのようだ。







「あー、お腹すいたなー。


なに食べよっかなー。



学生の分際でイタリアンなんて、生意気かなぁ。


安いし、マックとか吉野家とかにする?」







みーちゃんは僕の意見を伺うように、上目遣いで見つめてきた。