心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~

それでもカナタは動かない。





まだ、じーっとあたしのほうに視線を送ってきている。






謎の見つめ合いに疲弊してきたあたしは、そろそろ視線を外したくなってきたけど。





でも先に目を逸らした方が敗け、みたいな気がして、結局あたしも動けない。







カナタは玄関の扉の前に立ったまま、真っ直ぐにあたしの方を向いている。





しばらくすると、ふぅ、と溜め息を吐くような仕草をした。







えっ!?




なな、なんで??







カナタはそのまま、ゆっくりとこっちへ近づいてきた。






カナタの家とうちを仕切る柵の前で、足を止める。







そして、おもむろに口を開いた。