心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~

僕は荷物をまとめて肩にかけ、みーちゃんの机に向かった。







「みーちゃん。


今日はどうする?


勉強。」







みーちゃんは、俯けていた顔をばっと上げた。




僕の顔色を窺うように、そろりと上目遣いで見上げてくる。







「まだ勉強したほうがいい………よね?」






「そりゃあ、みーちゃんのことだから、みーちゃんが自分で決めなきゃ。



みーちゃんがもっと勉強したほうがいいと思うなら、僕はそれに付き合ってあげるし。


もうこんなもんでテストは大丈夫だろう、と思うなら、もう僕らの勉強会はやめてもいいんじゃない?」







みーちゃんは固まったまま、色々と考え込んでいるらしい。




その小さな頭の中を、あらゆる選択肢が駆け巡っているのを想像したら、可笑しくてしかたがない。





僕は噴き出してしまいそうなのを必死で堪えた。





きっと、今週はずっと僕と一緒に帰って勉強してるから、カレシのカガに対して申し訳ないとか、今日くらいはカガと一緒に帰ろうかとか、考えているんだろう。