心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~









みーちゃんは、数日間におよぶ僕の熱心な指導の甲斐あって、ずいぶんましな状況にはなってきた。





まあ、このままテストを受けても、全教科赤点なんていう、末代まで恥じるべき悲惨な結果には、ならなくてすむだろう。





でも、そんなぎりぎりの状態で試験を受けるのも危険が伴うし。



みーちゃんが僕に助けを乞うてきて素直に言うことを聞いてくれる今の状況は僕も気に入っているし。




というわけで、みーちゃんへの個別指導は続行している。







放課後を告げるチャイムが鳴った。




今日は金曜日、明日は休日ということもあって、教室中が開放的な雰囲気になっている。





みーちゃんの方を見てみると、大嫌いな授業が終わってほっとしたのか、机に突っ伏している。




まともに聞いてもいないくせに、本当にかわいいんだから。