心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~

ただでさえ加賀さんとのデートでつぶれちゃう日が多いのに、補習まで入っちゃったら、あたしの自由な夏休みは、一体どうなっちゃうの!?








「みゆちゃん………」








あたしが悲しみに打ちひしがれているというのに、加賀さんはなぜか、感動したようにあたしの方を見てる。







ん?



なんで?








「みゆちゃん、うれしいよ。


補習のせいで俺と遊べないの、そんなに嫌なんだね??」








………はい?




なんか、ちょっと間違ってる気がするんですけど。





あたしはちょっとフリーズしたけど、加賀さんは気付かずに続ける。







「俺さ。


みゆちゃんて、なんだか淡泊で、俺と会いたいとかもあんまり思ってないのかなって、ちょっと心配だったんだ。



でも、夏休み、そんなに俺と遊びたかったなんて……俺、まじで、嬉しい………」









………はい〜〜!!??




なんか、ずいぶん違う方向に解釈されてるような!!






でも、反論するのも変だしなぁ。



だって、付き合ってるんだし。






というわけで、あたしは曖昧なあいづちを打って流した。