心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~










「みゆちゃん、どうしたの?



何かあった??」







生徒玄関の自販機の隣にあるベンチで、加賀さんとお昼ごはん。




最近、週に一日だけ、教室でお弁当を食べずに、ここで二人で食べる習慣になってる。






あたしの顔が浮かない表情だったからか、加賀さんは心配そうに覗き込んでくる。







「………いやー、ちょっと。



期末考査に対して、一抹の不安を覚えまして………」







「え? なんで?」






「恥ずかしながら、今日の古典の授業で、先生の質問の意味が全く分からなくて………」







加賀さんは眉をひそめた。







「し、質問の意味が、分からなかったの?



それ、めちゃめちゃ難しい問題だったからなんじゃない?」






「いえ、先生は、基本中の基本って言ってました………」