心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~

あー、僕って、我ながら本当に意地悪。




もちろん、みーちゃんに対してだけ、だけどね。







みーちゃんは今や蒼白な顔で俯いている。




しばらく観察していると、きっと視線を上げてきた。








「カナタの根性悪っ!!!



よくもまぁ、そんな意地の悪いことばっかり言い立てられるもんだねっ!!!




くそー、倍返しにしてやるっ!!!」








は?



倍返し??




急に何いってんだろう。




僕が今言ったことを、倍にして返されたところで、僕にとっては全くもって痛手じゃないけど。




あー、これもまた、テレビで流行ってるんだろうね、おそらく。







みーちゃんは目を怒らせて僕の顔に消しゴムを投げつけてきた。




僕は首を傾けてそれを避け、何も言わずに自分の席に戻った。






みーちゃんは、まんまるに見開いた目で僕を追い、自習に戻った僕をまだ見つめている。






ーーーかわいいみーちゃん。



そうやって、いつまでも僕を見てればいいんだよ。