心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~

僕は椅子から立ち上がり、みーちゃんの席にゆっくり近づいて行った。







「みーちゃん。



おはよう」








みーちゃんは、「じぇじぇ!」と謎の叫び声を上げてびくりと肩を震わせ、おそるおそる振り向いた。






あー、おびえてる、おびえてる。




やっぱり、気まずいんだな。






それにしても、何なんだろう、「じぇじぇ」って。





日本語か?




アフリカあたりの言語にありそうな発音だが。






まぁ、テレビの虫みーちゃんのことだから、どうせ、最近テレビの向こうで流行ってる言葉とかなんだろう。







みーちゃんは目をまんまるに見開きながら、小さく口を開いた。







「おっ、おはっ、おはよ………」








その声は、尻すぼみに消えていった。