心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~

その甲斐あって、この前の中間考査の際には、まっすぐに僕に助けを求めてきた。





「数学おしえてほしーんだけど」




帰り道で、みーちゃんはそう言ってきた。




愛想のない言い方。



そういう、媚びないところもみーちゃんのいいところなんだけど。




かわいさが今ひとつ足らなかったから、僕は「なんで?」と言ってやった。






するとみーちゃんは、(つめたっ)という顔をした。




うーん、わかりやすい。





しばらくは、不満そうな顔をしてむくれていたけど、お願いする立場だからと考え直したらしく、「とにかくっ!! 幼馴染のあたしが頭を下げてるんだから!」などと言ってきた。