心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~









その日以降、あたしは毎日加賀さんと帰るようになった。




あたしは毎日図書室で、小説を読んだりぼーっとしたり、たまに気が向いたら宿題をしたりしながら、加賀さんを待つ。



そして加賀さんは、待っているあたしのために部活を終えると超特急で着替えて、あたしを図書室まで迎えにくる。




土日、加賀さんの部活が休みの日は、必ずデートに出かける。



加賀さんは毎回、色々と行き先を考えて、いつも違うところに連れていってくれる。






気がついたら、二ヶ月ほどが過ぎていた。






ちなみにカナタとは、その間、全くといっていいほど口をきいていない。



登校時間も違うし、帰りの時間も違うし、学校ではよっぽどのことがないと話さない(カナタの辞書には世間話とか雑談とかいう言葉は載ってないのだ)からだ。





今もあたしは、加賀さんと並んで帰っている。







「最近、暑くなってきたよな。


ね、みゆちゃん」