心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~

まず、朝。



お日様もまだ眠そうな5時に起きて、家族の誰一人まだ起きてない静かな家の中で、活動開始。






はじめに洗面台で顔を洗い、歯を磨く。




次に、キッチンで湯を沸かす。




その間に郵便受けに行って、新聞を取ってくる。




沸きあがった湯で、豆から挽いたコーヒーを淹れる。




ダイニングテーブルに座って、コーヒーを飲みながら新聞を読む。






あっ、聞こえましたよ、皆さんの心の声。



「おっさんか!!」って。



はーい、あたしもそう思います。




あの朝の姿は、完全に老成しちゃってますよ。






そんな優雅な一人の時間を過ごした後は、起きてきた母親をリビングに迎え、朝食作りを手伝う。




次に起きてきた父親と妹と共に、朝食をとる。




あ、ちなみにね。


カナタ以外の椎名家の皆さんは、ほんっとーに普通の、いい人たち。



お父さんは大らかで明るくて、お母さんは控えめで優しくて、妹の聡子ちゃん(小6)は無邪気で可愛い。




カナタに欠けているものを全て補うかのような、奇跡的な布陣ですよね〜。






………なのになぜ彼だけが、ああなのか。





そして朝食を終えたカナタは、前日のうちにしっかり準備を整えておいた鞄を持ち、6時半には家を出るのだ。