心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~

「あのね、カナタ。



彼女ができたからには、ただの幼馴染なんかとじゃなくって、その子と一緒に登下校する、ってのが、常識なの!!」








あたしは踏ん反り返って顎を上げ、カナタに、ありがたーい教えを伝授した。








「はぁ???」








あら、カナタさま、そう言って今度は逆方向に首を傾げちゃいましたわよ。





いかにも理解不能と言いたげな、不満そうなお顔。






なにが分かんないんだよっ!!



こんなにシンプルに説明してあげたのに!!







「だって、付き合ってるっていうことは、寸暇を惜しんで会いたいってもんでしょ?



ほら、だれかの詩だか小説だかで、あるじゃない??



君と歩くバス停までの道は、いつもより早く感じる、的な??




つまりさ、好き合ってるってのは、そういうこと!!



一緒にいると時間の流れが早く感じて、少しでも長く一緒にいたいって思うことなわけよ!!」