心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~








…………はいーーーっ???





え、え!?


あたし、ものすごーく普通のこと言っただけだよね???





他にできたてホヤホヤの彼女がいる男が、『一緒に帰ろ(にこっ。)』とか言ってきたらさ、誰でも『何いってんの? あんた?』ってなるよね???







あ〜、そうかぁ、常識の通じないカナタさまだもんね。





仕方ない、幼馴染のよしみで、あたしがご教授して差し上げましょう。






あたしはゆっくり立ち上がり、カナタの肩を叩いた。







「………あのねぇ、カナタさん。



今まで色恋沙汰に無縁でいらした、ガ、キ! の貴方には分からないのかもしれないけど、ねぇ。




しょーがないから、お姉さま(ちなみにカナタの誕生日は11月で、あたしは4月)のあたしが教えて差し上げますわよ」






「はぁ??? 何を???」







あたしが今から高尚な教えを授けることが理解できないらしく、カナタは首を傾げている。