正直、あせった。
覗き込まれたといっても、下から上目遣いで見られたのだからな。




俺は、彼女が可愛くて、そして恥ずかしさで、顔が赤くなった。




は?何何何⁇
何なんだよ…この……胸が……なんか…
疼くというか……




何、俺、
乙女チックみたいなこと言ってんだ⁇
バカか、こんな女、俺の周りには100ほどいるじゃねーかよ。




でも…俺にたかってくるような女とは、雰囲気が全く違うかった。




そして、今気づいた。





こいつの声……あの……


眼鏡女と同じジャネ?





……え、?
この喧嘩腰のところとか、よく似てるし…声なんかそっくりすぎる…



俺は眼鏡女に会った時の記憶を遡る。




いや、どう考えても…容姿以外は、

同一人物だ。