地味女と優しい王子の共通点





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俺らは場所を移動し、家の近くの公園のブランコに座った。




「この公園久々だな…
中学の時は、ここに寄って帰るのが日課だったよな」



遠い昔を思い出すように懐かしんで話す圭馬。
確かに、ここは俺たちの思い出の場所だった…。



「お前、マジで変だな(笑)
あんま喋るタイプでもねーけどさ、」



圭馬は俺が全然喋らないことに疑問を抱いているようだ。




「なー……」




「なんだ?」




俺は間をおいて…聞いた。



「………………俺のことさ………知らねぇ女子って、いると思う??」