ーーーーーーーーーーーーーー
「おっ、?蒼要じゃん♪」
地味女と会った後の帰り道、ボーッと歩いていると圭馬がいた。
「何してんの⁇こんな時間に。
いつもはもう少し早くね?」
圭馬は俺が図書館で昼寝やら何やらしてる事を知っている。
いつもの俺の帰宅時間も大体はわかっているだろう。
圭馬は幼馴染。
それも家が隣だからな。
「いや…ちょっと人に会っただけ。」
「また女⁇
モテるねぇ、蒼要君」
"人のこと言えねぇくせに''
だって、圭馬も同じくらいモテているから。
って、圭馬に言いたかったが、絶対、調子に乗るだろうな、と思ったから言わなかった。

