地味女と優しい王子の共通点







プレゼントにお菓子にケーキ。
朝の間に2人で買い物をして、今は純平の家に向かうところだ。


もうお昼を回っている。
もしかしたら友達と遊びにいっているかもしれない。
そんな心配ばかりが頭をよぎるのだ。





「まぁ、心配しなさんな!
いなかったら帰ってくるまで家の前で待ち伏せしときましょう!」





そうだね、別に急ぎじゃない。
いなかったらいなかったときだ。





そして、純平の家の前に着く。
”秋月”という見慣れない表札を片目にインターホンを押す。





『はい』





これは!純平の声だ!!
間違うはずない。昔から聞き慣れた大好きな声だ。






「宅配便で〜す♪」






心愛がふざけて答える。
でもインターホンはカメラ式になっているから、純平には私たちだってバレバレだ。





「純平の愛しい心愛ちゃんが来てあげたよぉ〜」





『は、?心愛?に、珠実…。
今開ける、てか俺でるわ」