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階段を使って、6階に到着。
さて、寝よ寝よ…
と思って前に進んでみると、入ってすぐの長テーブルには、
女子生徒が1人、座っている。
生徒は本を何段か積み上げて、一冊だけ机に広げて読んでいたのだろう。
だが、今はその本に突っ伏している。
寝てんのか??
俺の寝床ろに先約…か……
今時珍しい。ここは7階の最上階。
誰が好きでここまで登るんだ…
てか、こいつ、メガネかけてんのに、顔面から突っ伏して寝てて大丈夫なのか?
メガネなんてかけたことねぇーからわかんねーけど。
まぁーいーか、俺はいつも通り静かに奥のソファーで寝るだけだ。
こいつも勝手に起きて、勝手に帰っていくだろう。
さぁ…寝よねよ…
と言って、俺は寝た。