顔を真っ赤にして少し不服そうな珠実。
やっぱり可愛い…。
止まらなくなりそうだが今は我慢。
今日は話を聞きに来たんだから。
「気をつけろよ。1人のとき助けてくれるやついないじゃん」
「あはは〜もう慣れっこだよ」
なんていう。だから心配になるんだよ。
「はぁ……」
「いらっしゃい蒼要君♪今日はゆっくりしていってね〜」
「はい、お邪魔します」
相変わらずテンション高めな珠実のお母さん。
珠実と違ってしっかりしてるんだよなぁ……。
「私の部屋へ行こう」
「あぁ」
珠実の部屋。何回か来たけどまだ慣れない…。
女の子の部屋…麻紀の部屋には何回か入ったことがあったけど、珠実の部屋だと訳が違う。
狭い空間に好きな子と2人きりなんて、男子にとったらたまらないだろう。
でも今日はダメ。

