地味女と優しい王子の共通点






「大丈夫だから……落ち着け…な??」






優しく抱きしめ、頭を撫でてくれる。
すごく……安心できる。





「明日……。」






「へ?」






「明日、予定を空けてもらえませんか…???」





「明日……。了解」






明日はもともと会う予定じゃなかった。
よかった、芙夏君が予定を空けてくれて。
今日はもう暗いからこれ以上引き止めることはできない。
明日、全てを話す。





「ありがとぅ……」






「今日はちゃんと寝るんだぞ??」





「うん。」





「じゃぁ帰るぞ。送る」





そうして芙夏君が私から離れようとするけど、離さない…。






「もう少しだけ……ごめんなさい」






「………わがままなプリンセスだ」






そんなことを言いながら、芙夏君はまた優しく抱きしめてくれる。
そうしてこの日は帰ったのだった。