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「2人とも今日は本当にありがとう。
デート中だったのに来てくれて本当に助かった……」
「そんなの当たり前だろ、友達のピンチなんだから……」
今は杉浦君の家の前。
杉浦君は疲れたのか部屋で寝ている。
心愛は起きるまで付き添っとくつもりみたいだけど私たちを見送りに来てくれた。
「珠実もごめん。
こんな形で純平に会うことになっちゃうなんて…」
聞いた話によると杉浦君と心愛のピンチを純平がたまたま助けたらしい。
昔から変わらない。
人一倍正義感が強くて…曲がったことが嫌い。
「心愛は知らなかったんだもん。
仕方ないよ。
それに…今までもやもやしてたことが全部晴れたし…。
むしろ清々しい」
決別したままの純平とこうして仲直りできた。
そのきっかけは偶然だけど心愛と杉浦君。
本当に運命ってこういうことを言うんだろうなぁ……。
「じゃぁそろそろ戻りな。
あいつ起きて神崎いなかったら泣いてそうだし。
てか俺が恨まれそう」

