地味女と優しい王子の共通点






「俺は芙夏蒼要だ。
俺とも仲良くしてやってくれ。


なんてな」






そう笑って言う芙夏君は本当にかっこよかった。
芙夏君……本当にありがとう……。





「あぁ……蒼要。これからもよろしく頼む」






純平が今日何度目かの笑顔を見せる。
純平の純粋な笑顔を見るのはいつぶりなんだろう。
この光景。いつまでも忘れない。






「じゃぁまたな。純平」





「あぁ、また……」






2人の言葉を聞くともう一度また会えると確信を持てる。
あの時とは違う。
あの純平に別れを告げられた時とは。




そうして、純平の家を出ていく。





「また来いよ。んで、幸せになれ」





最後に私が出る直前に、純平に話しかけられる。






「うん!!」







それに私は最高の笑顔で答えたのだった。