「純平の真っ直ぐな精神は…変わらないよね…。
ただの大バカだけど。ほんと、大バカ」
「バカバカ言うな、俺はバカじゃねー」
力なく言う純平。本気にしてないな…。
純平はいつも真っ直ぐだった。
バカなくらい。
だから今日も助けてくれたんでしょ、
曲がったことが嫌いだから…。
そういうところが…変わってない…。
「……心愛、?」
純平が名前を呼ぶ声がするけど…頭は追いつかなくて……。
純平の声が次第に遠のいて…そこで私の意識はなくなった。
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「んんっ……」
目が覚めると、外は薄暗くて朝のようだ。
私は杉浦の寝ているベッドのサイドに座って伏せて寝てたみたい。
私の肩には毛布がかけられている。
純平だな……。
部屋には寝ている杉浦と私しかいない。
純平はどこで寝たんだろう…。
純平を探しに行こうと思って立ち上がった私は廊下に出た。
すると隣の部屋から声がする……。

