「信じてくれてるなんて本当ありがたいやつ…
心愛の大事な珠実を傷つけた俺の言うことを信じてくれるんだな」
バカにしたような口調でいってくるけど、純平の目は切なげで…何とも言えない気持ちになる。
「嘘なら嘘ってわかるから。
何年の仲だと思ってるの?
それに……杉浦も助けてくれたし…」
本当に純平が来てくれなかったら…私と杉浦はどうなっていたかわからない。
「心愛にも珠実以外に大切なやつができたんだな…」
「……うん……」
今だに寝ている愛おしい杉浦。
起きたら驚くだろうな……。
「純平には…いないの?大切な人…」
「………………」
純平は考えるようにしたを向き、沈黙が流れる。
「…………今も……昔も変わらないよ」
「…!」
純平の大切な人…。
それって……。
「珠実だと思った?
てかこの話、心愛にはしなかったっけ?」
珠実だと思っていた私は少し腰が抜けた…。
違うのか、じゃぁ誰?
引っ越す時に色々聞いたけど、その内容は聞いてない。

