「俺は心愛ちゃんがどこにいても…なにをしてても、必ず助けにいく…。
俺が心愛ちゃんを守るから…」
「………」
目から自然と涙が溢れてくる。
幸せって…こういうことを言うんだよね?
私も……幸せになってもいいのかな??
珠実と一緒に進んで行こうと決めた私。
珠実はもう一歩踏み出していってる。
私も……杉浦となら…。
「好き……好き……。大好き」
私がそう言うと体を少し離して見つめ合う……。
そしてどちらともなく目を閉じて……
私と杉浦の唇が重なった。
「……ん……」
気持ちがいい……。
好きな人とのキスってこんなに甘いんだ…//
すぐに離すと見つめ合う…まだ……たりないよ……。
「………そんな目で見られたら止まらねぇ………」
「え、?」
そう言うとまた重なる唇。
私どんな顔してたんだろ…//
さっきよりも長くて…心からとろけていきそう…。
道端だってことも忘れて長いキスを繰り返す。
息が上がってきて、立ってられなくなりそう…。
「すぎ……うらっ……」
ギブアップの意を込めて服をつかんだり体を押すものの離してくれる気配がない。

