「好きだよ、珠実」





「っ…………」






「こうしてると顔見えないけど赤くなってそう」






絶対に赤くなってると確信している私は何も答えられない。


芙夏君に名前で呼ばれただけなのに…//




名前で呼ばれるだけのことがすごく嬉しい。






「これからもずっと離れるなよ…」






「うん……私も大好き………。」






芙夏君の言葉がいつも私の過去や、これからの人生を変えてくれる。



出会った頃は最悪な人だと思ってたけど、関われば関わるほど惹かれていった。




過去を全て真っ白にできたわけでもないし、できるわけないけど、これからは芙夏君を信じて進んでいける気がする。



どれだけつまづいても、2人でなら乗り越えられるよね?





これからもずっと、芙夏君は私の彼氏です。









〜…………END…………〜