薗花を美樹さんに預けた俺もスーツに着替えたり髪をセットしたりとパーティーの準備をしてパーティー会場のまえで薗花が来るのを待っていた。




麻紀……俺の同い年のいとこ。
麻紀よりは安物のドレスを着せられるんだろうけど……薗花はなんでも似合うんだろうな……



なんて考えてると自然と顔が綻んでくる。




キスした後の薗花可愛かったなぁ…いや、特別可愛かった…

俺の強引なキスにも頑張ってついて来てくれようとして、甘い声を漏らして…

潤んだ目で俺をみてて……あんなの俺じゃなかったら最後までやってるぞ!




人の足音が聞こえたからやめたけど、やばかったな……





なんてニヤニヤしながら考えてると周囲から変な目で見られる……。



すみません。




それはさておき、女子の準備は時間がかかるって聞くけど、やっぱ遅いな。

そういや薗花の今日の私服も可愛かったな……。
初めて見た…。

わざわざ新しく買ってくれたのかな……。



なんて、俺、薗花のことしか考えてないじゃねーか!




このパーティーでは裏の自分でいかなきゃいけねーんだ!
割り切らねーと…