地味女と優しい王子の共通点






「俺たちって似たもの同士だよな……」




「うん……」





はにかみながら自然に手を絡めて、恋人繋ぎになる。





「俺……薗花のことが好き……」






「……………………えっ………?」





芙夏君が……私のことを……好き?





「図書館で会ったあの瞬間から薗花に惹かれてた。
薗花の容姿とかそういうのじゃなくて、薗花の全部が好きだ」





「っ……………うっ…」



芙夏君の言葉に涙が溢れた。


ずっとそう想ってた。
いつか芙夏君と付き合えたらなって…。
でもそんなの夢に過ぎないって……。





見上げると涙を優しく拭ってくれる芙夏君。
いつも以上に優しい瞳……吸い込まれそう




「わたっしも………芙夏君が……好き……大好き……」





そう言うと、芙夏君が抱きしめてくれた。