「ちょうどいいじゃない〜♪
そのイルカを2人で挟んで立ってくれる?」
女の人に言われて従う私たち。
「では撮ります!ハイチーズ!」
カシャッ
「わぉ……」
撮った瞬間驚嘆する女の人。
「みた?今の。すごいわ!」
「何がですか?」
芙夏君が女の人に聞く。
「撮った瞬間にイルカがバブルリングを出したのよ!」
「この写真はプレゼントするね」
「ありがとうございます……」
2人でお礼を言う。
「末長くお幸せにね〜」
そう言うと従業員2人の人は去っていった。
「見ろよ、薗花」
「……わぁ………」
女の人がいったとおり、私と芙夏君がにっこり笑った間に、イルカがいて、まさにバブルリングを出しているところだ。
「このバブルリング、ハートに見えねぇ?」
言われてみれば確かに見える……
「祝われてんな、俺たち」
ニヤッと口の端をあげて笑う芙夏君はすごくかっこよかった。

