芙夏君とは違う……香水くさい…。
「彼氏に振られたの?」
「お兄さん達と楽しいことしようよ?」
彼氏じゃないし振られてもない!
楽しいことって何⁉︎
「あのっ……離してください……」
「いーじゃん、ちょっとくらい…ね?」
ペロッ
「っ……」
耳を舌で舐められて気持ち悪い。
「えっ超感度いいんじゃねーの?」
「かわいいー♪」
「早く行こうぜ!」
「やだっ……」
腕を引っ張られ、芙夏君と約束していた駅前から逆方向に進んで行く。
助けて……芙夏君っ…………。
パシンっ
「いってぇ、なにすんだてめぇ!!」
私の肩にあった手が背後から誰かに勢いよく叩かれ私の肩からなくなる。
「それ………俺のなんだけど」
この声は………。

