「ちょっ、珠実ぃーー!
顔、真っ青だって‼
考え過ぎよぉ!
落ち着け落ち着け‼」
心愛はそう言うけど…
落ち着いてなんていられないぃー‼
「発表の時は、図書室で会った男の子もいるんでしょ?」
「多分…」
「なら大丈夫でしょ⁇」
「でも、結局スピーチするのは1人じゃなぁい‼
壇上に一人で上がって…
マイクで喋るんでしょ…?
無理無理無理無理。」
「珠実ったらぁ…
はぁー、
もう、しょうがないことなんだから諦めなさーい」
冷たいです。心愛さん。
「それよりさ、今日の放課後にでも、図書室。行ってみれば⁇」
「何で⁇」
レポートも終わったってのにまだ、何か調べることあったかなぁー?

