地味女と優しい王子の共通点






「ふ……芙夏君……」





肩に手をおかれ、逃げられない状況。

何されるの⁉︎




するとだんだんと芙夏君の顔が私に近づいてくる。





「ふっ………芙夏君………」





私は思わずギュッと目をつぶってしまう。
怖い……何が起こるの??





するとカッターをぐいっと下ろされて、鎖骨あたりが露わになる。




「なっ何するの⁉︎」






そこに芙夏君が顔を近づけて……





「っ…………」







唇が肌に触れる。
そして吸いつくように…。






「ふなつ…くん…………」





顔を胸元にうずめられ、力が抜けて、体よりも後ろに両手をついてる状態。

倒れそう……。