お父さんも席について、全員でご飯を食べ始めた頃。
「あ、珠実。
街詰さんがとても珠実のことをほめてくれていたぞ!
よくできた娘さんで気にいったって。
またいつでも遊びに来ておくれって」
街詰さん……お父さんの会社の社長さんか……。
紫苑様も茉由様も元気かなぁ…。
「また近いうちにお家にご挨拶にいきなさい」
「うん!」
新実さんとかも元気かな?
早くいきたいな‼︎
そんな感じで四人で食べる久々の食事は終わった。
そしてお母さんが芙夏君にゆっくりしていきなさいと言ったことで、私の部屋に戻ることになった。
「街詰って…」

