電車を乗り継いで帰って来た私の家。

芙夏君が来るのも久しぶりだ。




「ただいまー」





お母さんはまだ帰って来てないみたいだった。




「お母さんまだ帰って来てないみたい」




「そ……そう………………」





「私、飲み物とってくるよ!
私の部屋は二階に上がって左手にある一番手前だから!」





「おぅ……」





そう言って芙夏君は階段を上っていった。




芙夏君なんだな様子が変だよね……何かあったのかな???

そっけないというか、目も合わせてくれないし…なんで?




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ガチャ



お茶を入れて部屋にいくと芙夏君はベットにもたれて座っていた。




「はい、お茶だけど…」




「ども」