そういえば束縛グッズってなんだろう……。



私が芙夏君に腕時計を選んだときに芙夏君が言った言葉。


束縛グッズ⁇




「薗花、ごめん」




「あ、全然!」




芙夏君はプレゼントがは言ってるであろう紙袋を持ってお店から出て来た。





「後少しだけ時間あるよな、どーする?」




「んー……私の部屋に来る?何もないけど」




「は⁉︎」




「こういう店あんまり来ないから……長居したくないし」




「はぁ…」





「ご飯ができるまで私の部屋で喋ろう!」





私なりのいい提案だと思ったのだが、芙夏君は少し肩を落としていた。





「マジかよ……」





「どうしたの?」





芙夏君の様子がおかしいのは見たらわかることで…





「別に誘ってるわけじゃないん…だよな?」





???
何に誘ってるって言うんだろう




「あー、もういいや、帰ろう」




「うん!」





そうしてゆっくり帰ることにしたのだった。