「ごめんなさい……。
私が勝手に思ってるだけで……。
なんか…心がモヤモヤしちゃって…気持ち悪くて……。
芙夏君に頼まれてついて来たのに、嫌とか言っちゃってごめんなさい……」
そうしてうつむくと、芙夏君に力強く抱きしめられた。
「ふっ……芙夏君⁉︎」
「マジで……可愛すぎ……」
自分の顔が赤く、熱くなってるのがわかる。
何で芙夏君はそんなことを言うの?
「薗花……嫉妬ってなにって聞いて来たよね。
今、薗花がしてるのが嫉妬だよ」
「えっ………//」
これが…嫉妬?
「そんなこと言われたら……薗花のこと離せない。」
「話したら離してくれるっていったのに……//」
「薗花が悪い」
芙夏君の言っていることはあまり理解できないけど、芙夏君に抱きしめられるのは嫌いじゃない。

