〜♪キーンコーンカーンコーン♪〜



「お、じゃぁ授業は終わりな、
薗花、忘れずに来るんだぞ??」



「はい」




ガランっガタッ、





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「たま!すごいじゃない‼」



先生が出て行った瞬間、私のところへ飛んできた心愛。



私も何が何だかわからない状態。



「もー!ボーッとしちゃって♪

でもすごいよね、本当に。
これも、図書室で会った、意地悪君のおかげなんじゃないの??
まぁ、珠実のレポートの書き方も凄かったけど…
主に文章表現が…論文者並みだったし」




最後の方はよく聞き取れなかったけど、心愛が褒めてくれている事がよくわかった。


そーか…確かにあの意地悪男子のおかげかな…
でも、私、意地悪君に選ばれるよな?って脅されて……、見事、選ばれたよね??
よし‼勝負は私の勝ち♪


別に勝負をしてた訳ではないけど♪