「そういえば、……また会ったよ⁇
意地悪男子」




「また会ったの!?!?
もう、運命じゃない‼」




「大げさだよぉ……
それに、一方的に見ただけだし、

奥のソファーで寝てるのを見つけただけだから」





「ふーん、」




「でも、やっぱりイケメンだなぁーって思ったよ」




「やっぱり!?
もー、二回も会うなんて、本当に運命だよ♪」




「もぉー、それは本当に大げさだからー」




ガヤガヤガヤガヤ




「なんだか騒がしくなってきたね、」




「本当、何でだろう?」




「あ、…学園王子のお出ましみたい、
白い王子はいないっぽいけど、」




「どっちでもいーや、もう食べ終わったし、騒がしくなる前に戻ろうか、」




「そうだね」




そう言って、私達は食堂を出たのでした。