「その気持ち、何か気づかない⁇」
「わからないよ……。」
「んーー……私からは言えないな…。
自分で気づかないと」
教えてくれてもいいじゃん……
「でも要するに、白い王子のことが気になってるんでしょ?」
ニヤニヤ話す心愛は自信満々で…。
私の顔は熱を持って赤くなっていることがわかる。
「気になってると言うか……頭から離れないというか……」
そう、何をしているときでも、芙夏君が頭に浮かぶ。
何これ、私重症かもしれない。
「その気持ち、またもててよかった……。
純平のことがあって、もう……ね…」
心愛の目には涙が溜まってきてる。
何で泣いてるの⁉︎
てか純平とどう関係があるの⁉︎
「珠実、そういうのを気になってるっていうのよ。
私が教えてあげようか⁇」
「何を……?」
「目を閉じて……」
私は言われて固く目をとじる。
「頭に順番に身近な人を思い出して?誰でもいいから…」

