「俺の前では素見せて……」
「っ……///」
薗花の顔が赤く染まって行くのがわかる。
俺に怯えるな…俺だけをみてろ……。
胸元にあった、俺と薗花のバイト先の奴のキスマークはいつの間にか消えていた。
「ふ……芙夏君………この体制恥ずかしいから……やめよう?」
薗花は見下ろしてるから必然的に俺と目を合わせた状態になる。
それが恥ずかしいんだろう。
「やめてほしい?」
「うん………///」
薗花は俺のことをどう思っているんだろうか。
ただの同期?
ただのいい人?
ただの知り合い?
少し仲がいい男友達?
俺は……薗花のこと………。

